長女シャンシャンがやれ家賃明細だの借入金の資料出せだの父リーリーに迫ったからか、久しぶりに仕事でいっぱいの人に見られて疲れたのか、父リーリーが体調を崩しました。
父リーリーは繊細なのです。
シャンシャンは父が心配でなりません。でも、同時に将来の相続も心配です。妹レイレイも3メートル歩き出したし、箱入り娘化してきたし、弟シャオシャオはまあ父リーリーに似ておっとりしてるかもしれないけど、父にはちゃんとしておいてほしいのです。留学しちゃうし。母シンシンは食べてばっかりだし。
長女シャンシャンも繊細なのです。
やっぱり遺言、されど遺言
この場合、まずは遺言の検討をすべきと考えます。
父リーリーが、自分の死後、どの財産を誰に相続させるのか、自分の意思で書き残すのです。
自分の意思と言っても、実際は家族の誰かが一緒に作成に携わることも多いです。今回のシャンシャンのように、後継者から親にお願いして作成を考えてもらうことも多いです。
遺言には、
①公正証書遺言
②自筆証書遺言
③秘密証書遺言
がありますが、詳細は割愛します。
遺言者の状態や資産形態、ご本人の要望等総合的にみてどの方法で作成するかは決めますが、やはりおすすめは公正証書遺言となります。
父リーリーは、土地売ったらどうなるんだ、とか気が変わったらどうなるんだ、とか、いやそれは家族で決めてよ、と寝ながら言っています。
大丈夫です。
ちゃんと方法があります。
最近の状況

シャンシャンがここぞのばかりに遺言公正証書作成件数なる書類を持ってきました。
そうです。増えています。
そして、実際の相続の現場で思うことは、昨今は特に遺言を作成すべきと考えます。
収益物件を持っている方は尚更です。
シャンシャンは、父リーリーに遺言を作成してほしいとお願いしました。
最近は、長女シャンシャンが積極的です。